2006/01/31

ニューパートナー


さあさあさあ。


セイセイセイ。


明日から新しい環境で再スタート。


やっと2006年が幕開けという感じ。チャイニーズニューイヤーで祝っとくか。


ぼきにとってのこの転職はなっかなかのアドベンチャー。

ナーイスプレッシャー!!

チャレンジングで、実り多く、且つ大爆笑な日々が送れるよう、張り切っていきます。


つわけでリスタートに備えての2日間に及ぶwelcome to the jungleツアーin アキバの結果、新しい相棒はVaio(タイプS)となりました。ソ○ー嫌いだけど筐体デザインには思わずうっとり。


(・д・) くそう


駆け込み購入となり全然いじれてませんが、新しい仕事を覚えつつ慣れていくとします。


しばらくは見習い日記みたいになるのかなあと。がんばります。

(全文...)

2006/01/24

オールドメディア視点

日本全国の善良な市民と、善良じゃない策略家のセンセイたちから散々叩かれた上、逮捕された堀江氏。


彼の会社がまだ「オンザエッヂ」だった2000年当時、一度お会いしたことがあります。


同社が「データホテル」というコロケーションサービスを開始するにあたり、当時ぼくが働いていたインターネット回線を売る会社のデータセンターサービスを、それこそ我々にとって「想定外」といえる規模で発注されてきました。

オ ンザエッジ社は一気にわが社の国内トップクライアントのひとつとなりましたが、その当時でさえ社内の誰もが彼と彼の会社が何をしようとしているのか、不 可思議に思っていたものです。2000年ごろの日本はまだ、新しいネットビジネスが立ち上がっては消えていた毎日だったので、大口受注を受けた数ヵ月後に 同じ会社が倒産、支払いをしてもらえないなんてことも少なからずありました。

堀江氏のオンザエッジからもまあホントに大丈夫かなあと、心配するほど強気な規模の発注を頂きましたが案の定、サービス導入して課金が始まる次の月には早速、マケてもらえないかと相談されてきたようです。

そんなこんなで、少なからずもエッジ社とはややもちつもたれつ的な関係があったことから(かな)、堀江氏がウチに赴いてサービス説明をするということもありました。

お会いする前には「やけに強気なワンマン社長」、という今と全く変わらないイメージをもっていましたが、実際に会った刹那、


(・д・) 感じわるっ


とケギライに近い感覚を抱きました。

今と変わらぬTシャツ+ジーンズのようなラフラフないでたちに、相手を選ばずタメ口トーク。なにより、どこも捉えないような、どこか虚ろ(に見える)目線が、彼を酷く無気力な青年に見せていました。とにかく堀江氏は第一印象で好かれるタイプではなかった。


そ の後、スポーツ紙を賑わし始めたあたりから一気にその存在は全国区になり、ラ イブドアという会社自体のビジネスと、堀江氏のキャラクターについて批評も噴出しましたが、現代のメディアとその先のオーディエンスの使い方が従来の オールドエコノミーと呼ばれる企業の代表者たちとは一線を画しており(決して巧みではないんだけど)、新しい風を吹き込んでいるなあと感心し、いつしか心 の中でひっそり彼にエールを送るようになりました。

そんな彼が「法を犯した」ことはまあとても褒められたものではないんだけど、それでも 強制捜査となった瞬間にこれまでの話を掘り返して叩きまくるマスコミ の報道ぶりはおかしくないかな。そこまで大々的に取り上げるべきことなのか?そしてそこまで徹底的に叩くべきことなのか?

強制調査の翌日にKNNの神田氏が以下のように書いている。

ラ イブドアの取引違反の嫌疑がかけられているだけで、まだ調査中でありながらも、不明朗な錬金術や、法律スレスレの行為、ひいては100分割によって個人 投資家の射幸心をあおり、証券システムに必要以上の負荷を与えているという言いがかりまでつけられている。それらは今回の捜査にはまったく筋の違う話だ。 これらを一緒にして、「だから、いわんこっちゃない」的な報道こそ、合理的根拠のない「風説の流布」ではないだろうか?

(中略)

ネッ ト時代の先端企業が直面した今回の問題は、日本のネット産業とオールドエコノミーとの確執的な問題点としか思えない。ネット産業の急激な変化は、やは りそのスピードに対応できないオールドエコノミーの最後のあえぎ声であり、ねたみの感情的な言いがかりであるような気がしてならない。

ともあれ、堀江氏逮捕となったけど彼のことだからまた舞台表に復帰するでしょうね、大々的に。「敗者復活」的ストーリー大好きニッポンでは、講演+執筆依頼は殺到するだろし。

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2006/01/20

Feds after Google data



とうとう来たか。。。

siliconvalley.comのトップを賑わせてるこの記事

ブッシュ政権がGoogleおよびその他主要サーチエンジン各社(MSN、Yahoo!)に対して、各社が保有する膨大な顧客データを提出するよう、裁判所に要請をかけたとのこと。

政府の主張は、2年前に施行されたオンラインポルノ規正法に基づき、サーチエンジン上に出回っているポルノ画像等の現状を把握する為としている。


(・∀・)bullshit


この要請に対して既に各社ともに許諾済みだが、ユーザープライバシーのプロテクションおよび企業秘密に関わることとして、Googleだけが拒絶したらしい。

今回サーチエンジン各社が提出要請を受けたデータの内容/範囲までは明らかになっていないけど、政府の本当の目的は、国民のオンライン上における行動データの把握ではないかとdigg.comでも大論争。


Googleが拒絶してくれたのは心強いけど、裏を返せば政府が目をつけるほどの精度の高い行動データベースを既に築きつつあるのか・・・と驚く。また同時に、検索エンジンから取得されるデータの信頼性の高さを証明したことにもなりますね。



補足します(1月21日)

昨夜、CNETに記事があがりました。

こちらに政府が提出を求めたデータの内容について触れられていますね。
司法当局はGoogleに対し、同社の検索エンジンからアクセス可能なインターネットアドレスのうち、100万件の無作為抽出サンプルと、1週間の間にGoogleの検索エンジンで入力されたクエリのランダムサンプル100万語を提出するよう求めている。
で、この用途については
検 索ログの記録は、ウェ ブユーザーの行動を把握し、彼らがどのくらいの頻度でポルノに遭遇しているかを推定する上で役立つとしている。また、例えば検索エンジン各社から入手した インターネットアドレスを使って、フィルタリングソフトのテストを行い、それらソフトの有効性を評価することも可能だ。
とあるけど、そこまで政府が関与(インプリ)するべきことなのか???とやはり不可解。

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2006/01/19

ブログ人マップβ


はてなマップに続いて、NTTコミュの地図にトラックバックするサービスがはじまったそうれすね。

以下、CNETより
ブ ログ人マップβは、世界中のどこでも好きな場所にトラックバックを打てる地図だ。自分が遊びに行った場所、思い出の場所、おいしかったレストランなどを 記事に書いてトラックバックを打ち、そのトラックバックが表示されている地図をブログにリンクしたり、自分がよく見る地方の地図をブックマークに残してお くこともできる。
これもその他ウェブサービスと同じく、参加者が増えれば増えるほど面白みが増すなあ・・・。ちなみにこれもGoogle MapsのAPI。

地図上の位置をドラッグすると、リアルタイムでトラックバックURLが変わる・・・なるほどねえ。


早速記念第一号トラバ&リンクしてみよお。新しい職場(周辺)はココ、と。

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臓器移植の副作用

これホントかなあ( ´∀`)

クロアチアに住む木こりの男性患者(56)が女性の肝臓を移植された後、アイロンがけや編み物といった家事を楽しむようになり、その結果仲間内での笑いものになったとして、移植手術を手がけた医療施設を訴えているそうだ。

「肝臓移植で命を救われたけど、病院からの"副作用"についての説明はなかった。」


と、憮然とした面持ちだが彼の奥さんもやや困惑気味。


「家事をしてくれるようになって、彼の女性的側面についてはとてもハッピーだけど、男性を追いかけ始めないことを願うわね」


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2006/01/18

1.17


1月17日で、阪神淡路大震災から11年が経ちました(神戸出身です)。


しかし今年はヒューザー小嶋社長の証人喚問と、ライブドアの粉飾決算疑惑報道でメディアの扱いも少なかった。


某国会議員との関連を強気に匂わせてた小嶋さん。某自民党の刺客として立候補していたホリエモン。

同じ日にぶつけられたのかなあ、なんて。

考えすぎか。

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2006/01/17

You know you're right

Video化されてたとは知らなかった。いまさらだけど。

しかし改めて簡単な世の中になったとおもう。スーパーレアなブートレッグも一発検索&シェア、だ。

というかこのサイト凄いな(You Tube)。
現時点ではGoogle Videoをコンテンツの数で遥かに凌駕する。


90年台初頭に比べ、格段にコミュニケーションの選択肢が増え、マスメディアを使わなくても世界のあらゆる方面へと声を発信することが出来るようになった。


極端にメディア嫌いな人だったと言うけど、

もし生きていたら、

Kurtはどう受け入れたのかな。

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2006/01/16

「自生的秩序」の法則


おカタイタイトルですけど。

いまの"Web2.0 craze(バブル、かな)"ともいえる流れにツッコミを入れるかのように、CNETに『グラウンドゼロ--Declan McCullaghの視点があがってますね。

Wikiの ようなオープンな知識データベースやソーシャルブックマーク、タグ、XML、RSS、Ajaxなど、現在のインターネットユーザーのニーズにストレートに 応えるホットなテクノロジーやサービスの登場が、あたかもインターネット上に起きている革命かのように受け取られているが、
むしろそれらはインターネットユーザーによる自由な行為の反復によって生まれた『自生的秩序』という単純な概念が、いかに大きな果実をもたらすかを鮮やかに示す例と捉えるべき
だとしています。

そ うですね。現在のインターネット上で幅広く支持を得ているサービスは、往々にして大企業が目先の利益回収を目論んで展開→失敗したサービスを、元来のユー ザー ニーズに沿ってカスタマイズされたものが殆どで、そのカスタマイザーとなったのが他でもない、従来のサービスに賛同しなかった一般のユーザー達だった。

トライアンドエラーを繰り返して、ゆうなれば地球上の全ユーザーが納得するような最大公約数的な、究極的にフェアな形に進化したサービスを追求する者だけが、今後生き残っていけるというのがWeb2.0の示唆するところなのだとしたら、このMcCullaghの視点は、Web1.0やそれ以前に自社ユーザーの囲い込みにやっきになって失敗を犯した大企業のウェブマーケ担当者だけでなく、今まさにWeb2.0世界でビッグプレイヤーへと成長しつつある企業までもが、心に留めておくべきことなのかなと。

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2006/01/15

The Power of Will

年末からちょこちょこ映画を観まして。レビューなど。


バットマンビギンズ
渡辺謙出演てことで話題先行してましたが。。。

これね、面白いのよホント( ´∀`)

1,2,3,4と、旧作はどれも「町の洋食屋が出すトンカツ」くらい大雑把な味付けでしたけども、こちらはゆうなれば吉兆の松花堂弁当か。隅々まで味付けが行き渡って、奥深い。ディテールに感動するね・・・・。


個人的にはバットモービルがあの形で出てきたときには、膝打ちましたね。細かすぎますかね。


運命を分けたザイル
The power of will.


あるいは


Attitude is everything.

そんなことを改めて思い出させてくれますね。絶望の100乗くらいの状況を、「今、現実にやれるはじめの一歩」を自分の中で設定して、ひとつひとつクリアしていくことで最終的にとんでもない困難を乗り越えていく映画。実話。ほんとすげー。

劇中、主人公が潜り抜けた数々の困難をシュミレートしながら観ましたが、7回ギブアップしてました自分、ハイ。

やはり最終的に何が必要かって、あれやそれやこれやなにじゃなくて、意思の力なんだなあと思う。

ギャラクシークエスト
予告編か何か見た当時、ぼきの100ビットメモリードライブから瞬殺したこのタイトル。まず観ることはないだろうと思っていたけど・・・。

ヒト(まあこの場合ぼき)が、大きな洗濯じゃなくて選択をしなきゃならないとき。色んな道が目の前で分岐していてどうも決めきれない状況にいた時に、これを薦められました。

SFフィクションテレビシリーズのシガナイ俳優達が、本物の宇宙人たちに助けを求められ、戸惑いながらも力を合わせて最終的には宇宙に平和をもたらすストーリー。


(・д・)oh, how corny.


なんですけれども。

この映画に込められたメッセージは、ヒトは自分のキャパ以上に思える期待がかけられた時、どうにも尻込みしてしまいがちだけれども、やはり意思の力でそんな困難は乗り越えられるぜということ。

そんな意図を込めて薦められて観たので、こんな映画でもじんじん来てました。


キングコング
みました、コレ?

パニック映画が大好きで、そのワーワーキャーキャーな期待を存分に抱いて、今日銀座で観たんですけど。。。

( ̄∇ ̄)ヒャー

call me@ 1-800-829-829!!(パニックパニック!)

みたいな。

上昇角度と、落下距離が果てしなく伸びていくジェットコースター、みたいな。椅子からずっとお尻が浮きっぱなしでしたよ凄まじい!!(>_<)

ス トーリーは例のアレ、なんですけど脚本を見事にディテールまで掘り下げることによって、まったく新鮮な映画に生まれ変わってます。見所満載、やってくれ ましたよ!!コングに対しても違和感ないパーソナリティが与えられていて、見事に愛すべき存在としてキャラだってます。感情移入しちゃいますね。

しかしこのコング、全篇通じて愛する女性(アン)を身を挺して守るんですけど、コングね、決してアンを離さないんですよ。戦っているとき。

それがなんか、すごいなあと思って。配慮だとか建前だとかの「ちょっとドイテロ」なニヒル的行動はまるでなく、とにかく自分の掌の中にアンを包んで、戦う。3頭のティラノサウルスにと対峙しようが、戦車隊に囲まれようが。


おれといればいいじゃん、そこが一番安全なんだから。


そんなコングの強い自信というか、意思表示なんだなあと。そこに心うたれましたね。


とにもかくにも、リメイクとはこうするものですよ!!な作品です。



てことで最近映画は当たり気味でハッピーなのです。

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2006/01/14

finder



あけましておめでとうございます。

確か1月15日まで↑言ってもよかったんだよね。ギリ間に合った(´∀`)ホッ



さて、昨年末よりどたばたしておりましたが、ようやく身辺が落ち着いてきた感じです。

ので。

ようやくブログ復帰。


しかしブログを書けていない時が長く続くと、書いていたときの習性とか思考法が、自身を身悶えさせてくれる瞬間が多かったです。


書くの好きなんだなあ。


というか、やっぱ関西人の血なのか、ツッコミしまくりたいヤカラなんだなあと改めて気づく。ニュース見てても会話してても、またヒトリ街歩いてても、


「これってさあ・・・」


なコトはホント多くて。

それをすぐさま伝播する習性がすっかり身に沁みてしまい、ニュースまみれになりながらなぜか焦ったりなどしてました。


ともあれ、2006年。

Mixiの会員数も、ブログ利用者数も1年前より大幅に増え(数字はめんどくさいので割愛)、ぼきをはじめ、市井の方々が意見を発信することは当たり前になりました。

そしてそういった、マスメディアと対極といえるナノメディアがさらに力を持つようになり、有名無名を問わず、企業にとっても、個人にとっても、もはやその影響力は誰もが軽んじられないほどとなりました。

昨年(かな?)電通は、消費者が特定の商品、サービスを購入するにいたるまでの一連の購買行動を表すAIDMAという指標を、AISASに変えました。

Attention 注意
Interest 興味
Desire 強い欲求
Memory 記憶
Action 行動

従来、ヒトが何かを購入するとき、(おおまかにいって)上記5つのアクションを上から順に辿っていき、一番下の「(購買)行動」へと遷移していくと言われてましたが、そのアクションリストがより現在の市場を捉えた以下の形になったといいます。

Attention 注意
Interest 興味
Search 検索
Action 行動
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上記に変更・追加された項目を見て、「消費者側が主体的に起こすアクション」が多くなったと見られます。つまり消費者(一般ユーザー)が自発的によりよい商品を探し、納得して購入し、気に入れば他人にも進んで薦め、また気に入らなければ注意喚起を促す、と。


やっとというか、個人個人の声が価値をもつ時代になってきたのかなと、楽観的に思っちゃったりしたくなります。


2006年、東京コンプレックスでもちったあ価値あるコンテンツを発信できるように、していきたいれす。


と、言うわけで今年も皆さまよろしくお願いいたしますね。

(全文...)