2006/03/27

Rev愛ve

今朝、待望のヤツがやってきました。そーRevive!マイニュー相棒!


待ちわびた佐川からの在宅確認電話を受け、「いますいますいます」と勇んで答えるも、受話器向こうのドライバーがなんだか躊躇気味。


「えと・・・オニモツどうしますかね・・・ま、とりあえず行きます」


あ、そか。ウチは3階(エレベ無し)。

いくら小径ホイールのコンパクトタイプとはいえ、自転車を上げるにはスペース的にも厳しいし、なによりあまり意味がないなと気づく(すぐ乗るし)。

あまりに待ちわびすぎて、なんだかクリスマスツリー周辺に置かれたプレゼント大の「素敵なナニカ」を思い描いていたようで・・・( ´∀`)



ぴんぽん



おお来た。いや、キタ。

「えとー下にとりあえず置かせてもらってますが・・・」

ベランダから階下の光景を見下ろす。



ぶっ



デッカ!


小サイズのイナバ物置くらいのパッケージドダンボール。オトナ3人くらい入れそうだぜ(写真とっとけばよかった・・・)。


100人乗れるぜ乗せちゃうぜ

とりあえず隣近所の床工事屋さんの駐車スペースに置かせてもらう。まだシャワーも浴びていなかったのだが、あんな包みをいつまでも近所の目に晒しておくわけにいかない。受領サインをさらさらさら、早速梱包を解きに掛かる。



べりべりべりべり



京都の自転車屋さんから取り寄せただけあり(via楽天)、しっかりとした梱包。このサイズだとハコを開ける、というよりは強引に引き剥がす、という感じだ。しかしダンボールが異常にデカイため、その作業がやたら楽しい。



バリバリバリバリ。



徐々にその全容が明らかになってくる。



ういやつじゃ。はようおもてを上げい。。。( ̄¬ ̄)



で。5分後。

ぱんぱかぱーん


( ̄Д ̄) ウチ、こないにおきれいな芸枝はん、みたことあらへんわ。


( ̄Д ̄) ほんに、天女さまのよう。



そんな近所の住民A、Bの声が聞こえてきます。




ん、んんービューティフル!




いやー見た目でもうノックアウトです、しんぼうたまりません。

速攻でシャワーを浴び、先週βがリリースになったところのgooラボ エリア情報検索で、自宅の大崎から夕方にフットサルが行われる神宮外苑までのルート検索を行う。


てことでオデカケ一発目はちょいと遠出だ。iPod充電よおし、デジカメよおし、スパイクよおし!と持ち物を指差し確認し、しゅっぱあつ!



シートに腰掛け、ペダルを一回回した瞬間「あ、ヤバイ」



もう自転車とは思えない感覚。ほんとに家のソファーにでも座っているような快適さだ。小径ホイールなのに、ラクラク距離が伸びる。足でペダルを押し、背中で背もたれを押して進む感じなので、付加が分散されているんだろうか。


「た、たのしい・・・」


乗り物がこんなに楽しいなんて、生まれて初めて乗ったゴーカート以来かもしれない。ゆったり、のんびり、且つスイスイクイクイ進んで行きます。


あいにく天気は曇りがちだけどなんてこった、空がこんなに広いだなんてヽ(・∀・)ノ

ヘッドフォンからはNorah Jonesが"sunrise, sunrise"と囁いてくれ、もう言うことナシ。


と、リアル/アンリアルでとっぷりトリップしてると、あっつーまに

渋谷ー渋谷ー

え、もう?



ってくらいのペースで着きましたよ。時間的には40分くらいかかったのかな。でもまったく疲れはなかったです。途中登坂もあったけど、ホントにこの自転車疲れを感じさせない(ドーパミンのなせるワザ、という説もあります)。


そうそう。


上り坂はツライかもという評判を聞いていたけど、むしろ一速(一番軽い)だと登りも楽しいです。スピードはありえないくらいスローになるけど、やはり背中で背もたれをグイグイ押すのでむしろ余計に踏ん張れる感じ。

中目黒から恵比寿へ登っていく坂道で、前を走るMTBのおじさんにあっさり置いてかれましたが、坂の上の信号待ちで合流できました。


そんなこんなであっさり神宮着。


今日はノーイベントデーな国立競技場。


うーむしかし早く着きすぎた。てことでバッティングセンターなどに行ってみるも、WBC特需か満員御礼、行列+行列。うーむ素晴らしい。野球は帰ってきたか・・・な。

のんびり並んでワールドチャンピオンメンバー、上原のストレート(110km)に対してギリギリ3割の打率を残してから、昨日に引き続き3時間たっぷりのフットサルタイム。

今日はプライベートの大会で、6チーム中予選3位、決勝トーナメント一次リーグ敗退と、ううむな結果。ま、アリアリ。


そして帰りもお楽しみのReviveタイム。


春の日中の景色にはかなわないけど、それでもあの自転車だと、のんびり流す夜の街がヘッドホンからの音楽にマッチして、なんともいえないくらい楽しい風景になります。特に青山~表参道~渋谷あたりが、格別。

ちなみにその時のiPodからのBGMはDoorsのLight My Fireとバッチシ(笑)。となると、やはり流すタイプの自転車なので、QueenのBicycle Raceは意外にあわないかもなあ・・・。


帰りしも行きしと同じ、神宮→青山→表参道→渋谷→恵比寿→中目黒→目黒→五反田→大崎(行きしはこの逆ね)のルートで帰宅。えと、検索したらもっと他に最短ルートはあったんですけどこの自転車、なんか道草したくなるのです。


てことで新パートナーとの初日をとても楽しめたわけです。なんだかGiant社の広報担当か、っつーくらいのポストになってますが、やー本人が食らった楽しさの衝撃はこんなもんじゃないっスよ本当。


た だちょっと残念な点もいくつかあって。まずカゴがないので(ついてるタイプもある)、持ち物を極力絞り込む必要があります。なぜなら背もたれがついている のでリュックが背負えま せん。今日ぼきはフットサル用バッグを右脇に、デジカメ(Lumix一眼レフ)を左脇にと、ダブルタスキがけのイデタチ。

プラス頭にはヘッドフォンで、ジャケットの胸ポケットにiPod、右ポケットにサイフ、左ポケットに携帯、などという結構ムチャクチャな装備。タスキ掛けするとなんとか。。。だけど、やはり搬送には向かないです。

あとは全長がフツウの自転車よりも結構あって、低速走行時にはふらつくこともあり、車道でクルマの間を抜ける際にはナカナカ緊張します。


そしてなにより、街中で異常に目立ちます(笑)。


車高が低いから歩行者とすれ違う時、視線の高さが丁度同じかちょっと低いくらいになり、しかもゆったりノンビリペースで徐々に彼らに接近していくもんだから、向こうは


「え、なになに?なにがやってくるの??」


な感じで凝視してきます。

そしてそして信号待ちではもうどうしようかというくらい、視線の集中砲火浴びます。しかもこっちは楽しくて楽しくて仕方なくて緩んじゃうカオをなんとかガマンしようしており、なんとなく


「スカしていい気分になったヤロウ」


な表情になってたりしてね (-_-;)


気にしすぎ?




そんなこんなで無事家に到着し、ああ楽しかったァ~な1日だったのですが・・・。



フト。



どこに停めよう。。。



そうウチのマンションには駐輪場がない。今まではマンションの前に無造作に停めていましたが、Reviveくんを野ざらしにする気はさらさらありません。

だって組み立て式チャリなんて、どこにロックつけてようが30分くらいで分解されちゃうじゃん?そんなのヤじゃん?(・∀・)



ああ楽しかった1日の最後になんで・・・。と15分くらい悩んだでしょうか。



ええい



しょうがあるめえ。



てことで今日はオツカレでした、Reviveくん(間違いなく名前つけるだろうな、この感じだと・・・)。明日はサツエイで遠出なので乗って出勤できないけど、またすぐ遊ぼうな。







どこに停めたって?



とりあえず、お持ち帰りみました・・・(↓部屋ん中れす)


ただいま~