2005/06/16

ひのきのぼう

先日会った客のハナシ。


そのクライアントに対して数年前、前任者が気合の入ったミリオンダラー提案を行ったものの受注にはいたらなかった。その企画書は20ページのクリエイティブパートを除いて70ページものボリュームだった。

先日、思い出したかのように再提案依頼が来たのでヒアリングに赴く。担当者(スゲーガングロ ♀)、その数年前の提案書をしっかと握り締めながら登場。席につくなり






(゚⊿゚) 「今これに似たことやってんだわ。でも効果イマイチでさ。アイデアちょうだいよ」バシバシ(提案書叩く音)






WARNING! WARNING! WARNING!







脳内で警告アラートが鳴り響き、強烈に漂ってくるタダ働きの匂い。



(・_・)オレ 「では現状のオペレーションと毎月の結果を詳しくヒアリングさせて頂き、改善点につきましてコンサル・・・」




(゚⊿゚) 「や、そゆうのはね、いいの。今ココでさ、なんかアイデア出して欲しいんだわ。さくさく。」




完全に便利屋扱いうけてます(-_-;)

とりあえず、いかになにも与えずにこの場から飛び去れるか、マックスパワーで頭をめぐらす。




(・_・)オレ 「・・・では現時点では新規リストのパイの拡大、現状リストの精緻化、cold客→warm客/warm客→hot客へのコンバージョンレートの向上、作業効率の向上が要件と見受けられま・・・」



(゚⊿゚) 「そそ、そんな感じ。いっこいっこについてさ、じっくし話そうよ今。時間いい?ホワイトボードもってくっからそこにさ、今言ったこととか書いてっちゃってよ。全部」



















キメラはマヒャドを唱えた。Bad Dudeは凍りついた。




















なんとかリレミトを唱えてダンジョンを脱出したその夜、思わずシュレック見ちゃったよ・・・いまさら。(*´Д`)