2005/06/18

insufficient consideration



昨夜は送別会。

ライフファイブと呼ばれる団体(団員5名)の身内だけでひっそりと。

今回の場はうちのクリエイティブディレクターN氏によるプロデュース。この方は仕事においても遊びにおいても、そのプレゼンテーションで

「そうくるか」

といちいち唸らせてくれるので、今回も行く前から期待大。

が、その前に東京国際フォーラムの屋台祭(不定期開催)へ。前日のモダンチョキチョキズ濱田の紹介でたまたま知ったイベントだ。

開放的な空間で、ライトアップされていたりライブミュージックがあったりと、満席の飲食テーブルはどこも会社帰りの東京ワーカー達で賑やかに盛り上がっていた。どの屋台ででもビールが300円というところが素晴らしい。

パラソル付きのスタンドで飲んでいたUOMO的おされカップルに相席をお願いして、スペースを確保。この時期にしては風が心地よく、金曜夜のイントロには文句なしのロケーションだ。

2杯のハイネケンと開放的な雰囲気にすっかり気分がよくなったところで移動。数寄屋橋交差点から徒歩数分の路地裏へと歩みを進める我々は一変してスキッドロウのエグザイル。



銀座のこんなところに・・・



と思わせる、あまりにも目立たない地上エントランスをくぐって地下へ。ドアを開けて進むとこじんまりとしたスペースに、漆黒の壁にはめこまれた大きな鏡と控えめで暖かい照明が。10人も座れないほどのカウンターの後ろにある唯一のテーブル席に案内される。

うーむ。。。

1本目のChiantiは良心的な価格で、デカンタージュしやすいグレープフルーツ大の大振りなワイングラスでサーブ。んーうまい。

海水をたくさん含んだ土壌で育まれ、ほんのり塩味のするトマト(絶品。。。)や、皮付きのままで美味しい焼エンドウマメ。ぴりりと辛い桜大根で和えた炙り鶏に、舌でとけるカツオの刺身。


エクセレンテ。


旨い酒に料理にすっかり気分よくなり話も尽きない。久しぶりの5人(1名大遅刻。どう間違えれば新橋から有楽町まで1時間かかるのれすか)が揃って幸せな気分なのだが、これは送別会なんだと思い出すとやはり淋しい。

傍から見れば揺るぎの無い、しっかりした思考の持ち主なのだが、本人曰く「根性も一徹した意地もなく」現在は立ち泳ぎ状態なんだそうだ。心の奥底が見えにくいヒトで、これからどういう選択をしていくのだろうと考えるけど、まあでも心配は無用かな。。。



その後、不良妻も目黒より駆けつけ朝までカラオケ。なぜか帰りの山手線で一気に酔いが回り、帰宅後気絶。気づいたときには約束していた後輩のフットサル大会にとても間に合わない時間。



「飲みすぎっすね。ハン!そろそろ歳なんじゃないんですか!ガチャ!」



とは言われなかったがかなり怒ってたなあ。ごめんよ、後輩。。。



レストランはN氏とっておきのひとつだろうと思われるので場所は非公開。

すいませぬ(許可が出れば後日掲載)。



PS てことで許可が下りましたのでご案内です。

銀座 Hajime