2006/04/03

こういうのが普通の、4月3日のニュース


今晩は、大切な友人の、未来の奥さんとなるヒトのオヒロメ会。

前もっては知らされていなかったけども、まあ呼び出し方でそうかなあと思ってた。

そいつは東京でのベストフレンドの1人で。男のオレが惚れる位にめっちゃくちゃええ男で(本人の前では口がもげても言わないけど)。


3年位前に初めて会った時、ヤツには奥さんがいて。でもすでに別居中で。


その奥さんの話はなんども聞いてたけど、その度に「そんなバカな」と口走っちゃうくらいに、ありえない夫婦生活で。

放っておいても、女の子の興味を惹き続けてしまうようなタイプの男。モテル。もてる。

でもどんなに奥さんに虐げられようが、他のイージーターゲットとチャンスがあろうが、周りの雑音が離婚を推し進めようが、奥さんへの想いが揺らいでいたのを見たことなかった。浮気も決してしなかった。

その代わりに淋しい時、なんかどうしようもない時、ふとしたときにはコドモみたいにオレと遊んだ(川越に買っただだっぴろいマンションで、朝まで桃鉄三昧だ)。

2 年前のバレンタインデーは、お互い全ての予定をドタキャンして(ということにして)、呑めないウィスキーポケットにつっこんで、2人で羽田の海で朝まで 釣りをした。酷く寒く、潮流の巡りがこの上なく悪い夜。本格的に何かを釣ろうという意思はなく、ただ非日常な気温と静けさと潮の匂いの中で、じっとしてい た。



朝方、彼から正式に離婚することになったと聞いた。



寒さと淋しさと、なんかあんな侘しい夜もなかった。

あれから2年とちょっと。あの彼が連れてきた彼女は(相当に高いイメージを思い描いていたにも関わらず)、両手挙げて「降参!」というくらい素晴らしい女性で。


ヒトの奥さんつかまえて言うことかと思うけど、本当に天使のような女性だと思った。そんな彼女のお腹には、11月誕生予定の双子が宿っているとのコト。

客観的にも素晴らしいカップルだと思うけど、あの彼に、そしてその彼が求めたパートナーということで、後光が差して見えたのかなあ。


まあ、アレですけど。このブログを見ることもないだろうけど。


淋しさと、嬉しさと、オドロキと。そしておめでとう!!!