2005/07/26

媒体別広告費・シェア推移(グラフ)

以下、電通「日本の広告費」より媒体別広告費およびシェアの推移20年分(1985年-2004年)のグラフ(ネットレイティングス萩原氏作成)。
↓媒体バイタイベツ広告費コウコクヒ推移↓スイイ
媒体バイタイベツ広告費コウコクヒシェアの推移スイイ
先般より伝えられてるとおりやはり新聞の凋落ぶりが目立つ。テレビは右肩上がりで来てるけど、来年あたりからちょっとした変化が現れるでしょう。

し かしインタラクティブ性を兼ね備えたインターネット系メディアを除き、新聞ってモバイルだし(テレビ・ラジオと異なり録画・録音のプロセスを経ないで手 元に残り、さらに持ち運び可能)、発信頻度高いし(毎日配信(朝夕刊だと1日2回)なので雑誌と比較してよりタイムリーな情報発信が可能)、広告メディアと してそんなに劣った存在とは思えないのだけど(理論上は)。

「新聞」というメディアの持つ固定観念的ポジショニング(オーディエンスが絞られる?)と、新聞向け広告の不十分な開発(ローカライズド/カスタマイズドメッセージの不在)が、新聞広告を低迷させてるのかなあと(後者は折込チラシという形で発展はしたけど)。

ま、日本の場合「支持されて」というよりは歴史的に「選択肢の不在」を理由に、少数の限られた新聞社が強大になってきてしまった感があるので、こういった刺激によって偏狭な紙面が見直されるといいんだけど。