2005/07/21

MS, Yahoo, Googleを国家に例えると

UC BerkeleyのDanah Boydさんのブログapopheniaで、Microsoft, Yahoo!, Googleのサーチ三巨頭をそれぞれドイツ、日本、アメリカに例えた記事が面白かったので以下に訳してご紹介。


Microsoftはドイツ。
かなり凶悪なことを過去に行ったが、誰もその詳細を覚えていない。しかし皆に嫌われている。実は彼らがしてきた悪事は他国・他企業が行って来た事と大差ないのだが、今までもこれからも人々が彼らを信用することはない。

Yahooは日本。
破滅的な経済危機に陥いったことがあり、他の邪悪な帝国が行う悪事に献身的なサポートを続けている。長年彼らが開発したものはないが、平均的な庶民が喜ぶプロダクトを提供し続けている。最近可愛らしいイメージのアイコンなどの売り込みに注力している。

Googleはアメリカ。
本国が危機に陥ったことがない。傲慢で、エリート層に愛される。他国の人々は彼らを尊敬すべきと思っており、また彼ら自身は自分達が他の誰よりも優れていると思っているが、実はリッチでパワフルな彼らに皆不快感を抱いている。しかし皆、彼らのクールなおもちゃは大好きだ。


な るほどねえ。まあover generalizedな感もあるけどDonah自身、これはジョークだとしておりなかなか言い得て妙。彼女のこの記事についたコメントの数々でSUN Microsystems, SCO, Verisign, IBM, Apple, Nokia, CISCOがそれぞれフランス、北朝鮮、パナマ、イギリス、スイス、モナコ、ロシア、に例えられており、こちらも興味深い。