ブログ資本主義
台風一過で夜が明けて、ほんまもんの夏がきよったで・・・どえらいわほんま。
朝っぱらから名指しで批判スイマセン。
現在販売中の週刊東洋経済7月30日号は、表紙にはてなの近藤氏を起用し、「ブログ資本主義: U30(アンダー30)への世代ワープがはじまる!」とナカナカそそられる特集タイトル。
しかし内容はSurvey MLやITmediaあたりで散々語られたもので、どっかのブログをぐるっと閲覧してれば書けちゃうような内容。なんとも拍子抜け。
そ もそもニュース性でオンラインメディアに到底敵う筈のない雑誌が、読者に対してROI(投資に見合った価値)を提供しようとするなら、個人では到底踏み 込めない領域をリサーチ(個人では会えないような権威からのオピニオン収集、取材)→レポート(過去の自社+他社アーカイブから独自のアナリシス)してく んないと、最早読む価値ないぜ・・・。
そして気になったのが同誌によるブログの定義↓
ブログとは、いわば簡単にホームページを作成でき、かつコミュニケーションを備えたソフト、サービスの総称である(同誌28Pより)
ブログ黎明期に恐竜的メディアで散々使い古された定義をまだ垂れ流しているところに、同誌の時代錯誤性を感じる。(-_-)ダイナソー。少なくともこの記者が自身でブログしてるなら、この定義に違和感を覚えたはず。
え?
東京コンプレックス的ブログの定義?
ブログは"サービス"や"ツール"といった名詞的存在ではなくて、自身で集めたニュースに独自の見解を足して発信して、同じトピックについて語る他ブログからのTBやコメント機能を通じて自身の意見を精製していくプロセス+行為自体を指して、いまや動詞化してると思う。
まあいろいろ意見はあるでしょうけど、いちよう毎日やってっとそんなように思う2005年の夏です。かあさん。
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