2005/07/15

We Will Rock You


こんばんは。

新宿コマ劇場でQueenのミュージカル"We Will Rock You"観て来ました。


Warning!以下ネタバレしてます!


↓↓歌舞伎町はQueen1色!↓↓

ぼきにとって本当に光り輝いて見えたプラチナチケット。天使のような友人が、悪魔のようなコネクション(?)を使って入手→ご招待してくださいました。



あの、ぼき。



Queenが本当に大好きで・・・。



人生の中で、落ち込んでいる時に励ましてくれ、嬉しい時に喜びを増幅してくれる、なんか説明できないけど長年連れ添ってきた相棒のような存在。

どの曲も異なるシチュエーションで聞くごとに感動くれて、ほんと出会えてありがとうって、感謝したくなります。フレディとQueenに。


We Will Rock Youは、劇中歌われるのがすべてそのQueenの曲だという、大きなつづらには大判小判がザクザクで、小さなつづらにも大判小判がザクザクでした的興奮レベルエクストラマックスパワープラスワンみたいなミュージカルなのです!!!!!

もう公開前から行きたくて行きたくてハァハァハァハァしてました。


↓大興奮のコマ劇前(@_@;)↓


あえて全く予習せずにいったのだけどストーリーは、腐敗しきった音楽が氾濫する300年後の未来で、"本物の音楽"、ロックンロールを解き放つためにレジスタンスが戦うというもの(詳しくは公式サイトにて)。


↓パニック寸前の開演前。繰り返しますが場内写真撮影は固く禁じられてるっつーの↓

ストーリーに斬新さはないし、セットも特別凝ってて目をみはるってこたないのですが、もうもうQueenのライブですよ!!それだけで涙腺緩みっぱなしでした。

バンドはギター2人にベース、ドラム各1人、パーカッションドラムが1人にキーボードらしきもの担当が3名ほど(その内1人はまた指揮者兼務)。それらがステージ左右の客席より高い位置にあしらわれたステージから熱く弾き出すそのナマ音が凄まじい・・・。

いわばコピーバンドなのですが、楽器を重ねて工夫して、音をかなり忠実に再現してました・・・ってQueenのライブみたことないんすけど(泣)。でもライブビデオは1,000回はみたですホント。

ブライアン・メイの重層なギターを再現するのに、ツインギターで勝負してくれてたのには感激。分厚くってハードなリフがほんともう超かっこいい。

ロックンロールもQueenの曲も忘れ去られた未来で、徐々にそのスピリットと楽曲を取り戻していく過程が描かれ、そのいくつかのシチュエーションに合わせてあちらこちらでふんだんにQueenの曲が使われる。

しかしある一曲だけはいくつかのパーツでしか残っておらず、その破片を徐々に集めて少しずつフレーズを口ずさんだりして、段々とその曲の全貌が見えてくる・・・。


その過程がメチャクチャシビレる・・・。


そして前半の終わりに、ロックを創り出した伝説の人物達について思うシーンがあり、そこでNo One But Youが演奏されるのだが、その背景に"若くして逝ったロックスター達"の映像が一緒に流され。ハイもうそこで目から洪水。ダメだってあんなの・・・反則。


And everywhere the broken-hearted
On every lonely avenue
No-one could reach them
No-one but you

One by one
Only the good die young
They’re only flying too close to the sun
And life goes on -
Without you...

悲しみにあけくれるひとたち
すべての孤独な通りで
もう誰も彼らには届きはしない
もう誰も あなたを除いて

ひとりずつ
本物だけが若くして逝く
彼らは太陽に近づきすぎた
でも生きていかないと
あなたなしでも


後 半でストーリーは一気に加速。

そ の中で老いたバーテンダーがひとり、昔を顧みながらThese Are the Days Of Our Livesを歌うシーンがあり。これはフレディが病魔に冒され、死期を悟った後に書いたとされる曲で、死にゆく運命をしりつつ「悪くない人生だ」と高らか に歌いあげる。


Sometimes I get to feelin’
I was back in the old days - long ago
When we were kids when we were young
Thing seemed so perfect - you know
The days were endless we were crazy we were young
The sun was always shinin’ - we just lived for fun
Sometimes it seems like lately - I just don’t know
The rest of my life’s been just a show

ときどき、ぼくが昔、随分昔に戻ったらと考える
ぼくらが幼かった頃や、いまよりも若かった頃
この世界はパーフェクトで、日々に終わりはなく、
ぼくらは若く、クレイジーだった
太陽はいつも光り輝き
愉しむことで精一杯だった日々は
つい最近のことだったように思う
その後のぼくの人生は、単なるショウのようなものだ

Those were the days of our lives
The bad things in life were so few
Those days are all gone now but one thing is true
When I look and I find I still love you

そんなのがぼくらの生きてきた日々
悪いことは、ほんの少しあったかな
そんな日はすべて過ぎ去ってしまったけど
たった一つだけ、真実がある
君を見て、君を見つけた
そしていまでも愛してる



ここで再び大洪水 (T-T)


もう・・・超ダツリョク状態・・・。


し かしここからがクライマックス!!ロックのスピリットを取り戻した主人公が、楽器を使うこ となく見事にロックする!!場内全員が足を踏み鳴らし、手拍子バン!バン!バン!!で大合唱!あの曲がついに全貌を現した!!キャーーーーーー!!!!気 が狂っちゃうーーーー!!!!!!

はーーーーーー・・・。30になってからwe will rock youをライブで体感できるとは思わなかったなぁ・・・。もうこれでもかってくらいの最強フルコースライブ。Queen好きな方はa must seeですよホント。


↓天国でフレディは何を想う・・・↓

しかし、ミュージカルでこの感動だろう・・・。本物のライブだったらどうなっちゃってたんだ。

一度でいいから観たかったなあ、ほんと。