Oh, Katrina
ここんとこテレビレスな毎日だったので、時折見かける文字情報だけでKatrinaアップデート受けていたのだけど、今日やっとCNNサイトにて提供されるビデオフィードを観るチャンスがあり、初めてその凄惨さを視覚的に受け止める。
もはや言葉では表現できないあの水浸しのNew Orleansは、本当に世界が知るアメリカという国の一部なのか・・・。
まったくのアウトサイダーが言葉を失う一方、その被災地の中心からなんとブログをリアルタイムに発信し続ける(現在も進行中)信じられない人々がいる。このSurvival of New Orleans Blogでは、KatrinaがNew Orleansを破壊する直前の日から今日までの現地の様子を、記者の目で見たままに写真と文章とそしてライブカメラ映像で世界に発信している。
↓同サイトの日本語サマリはこちら↓
ブロガーは見た--ハリケーンに襲われたニューオーリンズの惨状(CNET Japan)
暴 雨風と洪水の発生による都市の破壊から、警官による略奪/破壊行為、そして衰弱した被害者の方々が死んでいく様子までをリアルに伝えている。今朝の ポストでは、前夜にようやく到着した救助の軍隊との遭遇を、自身も軍隊経験のある記者が彼らの的外れな行動について少々皮肉をこめて書くほどに深刻さは収 まっている様子で、記事の最後を
Most restful sleep I've had all week.
Good morning, world.
と締めくくっている。
今この瞬間カメラには人一人、車一台通らない静まり返った街の、まるで静止画のように穏やかな表情が映っている。しかし時として画面を横切る軍用車両が、その画を一転してゴーストタウンに豹変させる。
ライブカメラ映像
途方もなく遅れをとったアメリカ政府とは対照的に、ここでもブロガーとそして業界は恐ろしく迅速で的を得た対応をとった。
超大型ハリケーン「カトリーナ」:IT業界も被災者支援に乗り出す
(CNET Japan)
iTMS、Amazonがハリケーン被害救済の募金開始
(ITmedia)
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