2005/09/15

whiteband

巷で街を行く人の手首あたりを彩る、様々な色をしたリストバンド。

その中でも圧倒的なユーザー数と知名度を誇る*注のがこの

*注)bad dude平日5日間くらいの行動半径約10㌔以内調べ サンプル数約200くらいだフゥー!

詳しい説明は公式で確認いただくとして簡単に説明すると、この白いぷらっちっくのわっかに300円を支払うことによって、世界の貧困や飢餓救済に一役買えるというプロジェクト。が、従来の赤い羽根のようなチャリティ活動と大きく異なるのは集めたお金の使い道。

用途内訳を見ると(公式より)

「世界の貧困をなくすための活動費」 - 30%
(広報活動費、媒体費、イベント制作費、ウェブ制作費など)

「ホワイトバンド原価および制作経費」 - 30%
(ホワイトバンド制作費、台紙・パッケージ・梱包費など)

「ホワイトバンド流通費」 - 40%
(流通輸送費、倉庫費など)

ということで貧困に窮する国々や地域には一円も送っていません。あくまでこの活動を普及させ、普及させ、普及させることが目的なのです。


・・・一見、

( ̄д ̄)ハア?

なプロジェクトに見えますが、世界的規模で展開されているこの活動は、世界の貧困撲滅と戦う各種のNGOを支援するとして、幅広い支持を受けているそうです。

しかし、中田英寿や北島康介の所属事務所であるサニーサイドアップの社長、次原悦子がその制作・流通における全権を握る日本においては、ホワイトバンドプロジェクトの展開方法の公平さと透明性について疑問視する声もあがっている。



とまあその活動の正当性についてはいったんおいておいて。

そのファッション性と、いかにもなタレント達のいかにもな使い方によってそこそこの認知獲得に成功しているとみられ、ある一定の成果をあげているといえなくもない。





・・・果たしてそうか。


つづく。





ちなみにプロジェクト開始当初、ビルゲイツが自腹を切って同ページURLを掲載した15段の新聞広告をうったそうだが、その事を次原社長は事前に知らされていなかったらしく、彼の計らいにいたく感動したそうな。