Estranged
今日の一曲は、聴くたびに毎回新しい感動をもたらしてくれるGuns n' RosesのEstranged.
初めて聞いたのはライブビデオでだった。16のときだろうか。ランニングタイム10分弱と、とにかく長い曲で見始めにはたいした感動もなく流し観ていたのだが、曲がクライマックスに近づくにつれ
「ありえない」
とココロ震えたものだ・・・。心細いピアノの音に導かれて、低くハスキーなアクセルの声が
"誰もいない部屋で自分自身に問いかける時きみは、この世界にたった一人でやってきたんだと
自分を欺くことが出来る。たったひとりで"
と囁く。スラッシュのギターが閉塞感を切り裂き、精神分裂症的にアップダウンを繰り返しながら曲は進行する
圧巻はクライマックス。
"ぼくが全ての理由を見つけたときには、きっと他のやりかたを見つけ出すよ、他のやり方を
変わりゆく季節の中で次こそは、なんとかうまくやってみせるよ"
こ こからのピアノとギターの鬩ぎ合いが切な激しく、何度聴いてもココロ揺さぶる・・・。アクセルはその言動で大きく取り沙汰されていた感があったけど、彼の 紡ぎだすメロディーと歌詞の崇高さ(たまに?びっちとかふあっくとか言っちゃうけど)は本当に詩人であり、アーティストだなーと強く思う。
ガンズの中で一番好きな曲。Use Your Illusion IIに収録。
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